GMの倒産をどう受け止めるか?

久しぶりの投稿、本当に情けない限りです。最近は仕事に振り回され、ほとんどがドサ回りで慌しい日々を送っているのですが、そんな中アメリカを代表する企業であるGMがついに倒産してはや2週間が過ぎようとしています。アメリカにとってこのような大企業の倒産はそれなりにインパクトは大きいものと思いきや、株式市場はそんな想定は既に十分盛り込み済みで、あまり大きなインパクトもなかったのが正直なところだったかもしれません。というのも過去の例を挙げれば大手航空メーカーのデルタやデパートチェーンのMACYSも同じように会社更生法を適用した経緯があるのに未だにしっかりと営業されているわけで、GMやクライスラーも同じようにまた今までのような経営がされていくように思えます。
 ちょうどGMの倒産が発表になった6月1日に私は日本にいたのですが、日本のNEWSでは、その倒産を伝えると共にGMと取引のあった会社を取材し、その倒産でどれだけの被害を蒙ったか。。。そんな話題を中心に伝えていました。確かに10万人を超える、それもアメリカを代表する大企業の倒産とあって話題性に関していえば相当のインパクトがあり、おまけにその影響は計り知れないものがあるという悲観的な話題のほうがNEWSとしては注目度が高かったかもしれませんが、はたして日本にとっては、そんなマイナス点ばかりなのでしょうか??
 少なくとも自分としては、これは今後日系の電装品メーカーにとってはものすごいチャンスである気がしてなりません。今回の倒産によって、基本的にはアメリカ自身が公的資金を投資し実質的な大株主となって再建をスタートさせることになり、当然GMとしてはいままでのように大型のトラックや品のかけらもない大型高級車を継続して生産するわけにはいかない訳で電気自動車やハイブリットといった次世代の車を生産していかなければなりません。ただそれを早急に実現しようと思っても今までが今までだけに、彼らの周辺にはその分野に精通している外注や協力工場もないのが現状だと思われます。当然メーカーのみでは自動車産業が成り立っているわけではなく、周りにある多くの会社のバックアップがあってこその産業であるかゆえにそのインフラを早急に確保しなければならないのが、現状ではないかと思われます。そんなときに既に十分な経験があり、また現在も次々にリリースされる日本の優れた性能のハイブリットや電気自動車の足元を支えていた日本の協力工場は彼らの要求に十分答えられる経験とノウハウがあると思うのです。実際にこれらのメーカーからの需要に備え、アメリカの拠点や生産工場に今まで日本国内だけで生産していたハイブリッド用の電装品のラインを構築したり、また積極的に彼らに対しての営業活動をスタートした会社もあると聞きます。
 このようなご時世だから何事もTHINK POSSITIVE! 日本でも正直低迷を否めない自動車産業ですが、あえてこれを好機と捉え積極的な展開を試みる企業が増えてくれることを願って止みません。

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