機密保持徹底度の日米比較

日本では、ここのところ(といっても数年前から?)プライバシーポリシーに対して非常にナーバスになっていて、どのHPに行ってもこれらの規定が明示されるようになった。それでも、日本はその話題性からか、情報流出のNEWSが相変わらず新聞沙汰になっている気がする。アメリカはどうか?それほどメディアに関心をもって接することがないので、そのような記事はほとんどお目にかからない。確か去年だったか、大手のクレジット会社(たしかVI○A)の情報が漏れて200万人ぐらいの人が被害にあったというのが記憶にある程度。200万人というと、当然日本で話題になる規模の100倍以上?という気がしないでもない。そのくらいの規模にならないと話題にものばらないのだろうか?それとも、このような問題はプライバシーが尊重されているお国柄、昔から注意が払われて非常に少ないのだろうか?ルールという面から見ても日本では私の知る限りではモラル的な側面から非常に消極的にしか行われていない比較広告も、こちらでは堂々と名指しで競合メーカーとの比較を公にすることが一般的で、そう考えると非常に競争という面ではフェア(?)な分、そこには厳密なルールが存在しているのだと思うが、そのような部分で厳密さに欠く分、日本では個人のプライバシーに関する規範のようなものが今までなかったがゆえに、そこで発生する問題には目新しいという意味で話題性も相まって取り上げられやすいのかもしれない。たとえもイマイチで話も少し横にそれてしまったが、実はアメリカにおける機密保持に対する扱いはやはりかなり日本とは違うらしい。私の知り合いが、たまたま日本の大手シュレッダーメーカーの明○商会のアメリカ事務所の社長を去年から務めている。久しぶりにお会いする機会が会って、色々とお話をうががった。自分的にはきっとプライバシーと機密漏えいに関しては世界一神経質であろう国であるアメリカであれば、このような商品、売り上げも上々なのでは?と思ったのだが実は非常に苦戦しているというのだ。理由はその徹底ぶりの違いによるものだという。基本的にアメリカの企業は、そもそも従業員の入れ替わりも頻繁(レイオフなどが慣習的に行われているのにも関連)だし、派遣社員の使用も常識なので、社内の人間にこういった機密文章の処理などをまったくさせないというのだ。簡単に書類を「シュレッダーかけといて」みたいにお願いすることもなければ、自分自身でそのようなものを使って処分することもないないらしい。ではどうするかというと、このような機密に関する、もしくは廃棄する書類に関しては、外部から委託した会社に全て任せるそうだ。このような会社が管理する厳密に鍵のかけられるゴミ箱が支給され、そこに特定の人のみがこれらの書類を廃棄、そしてびっくりなのは、この委託会社が所有する、移動大型シュレッダーを搭載するトラックが定期的に会社に車を横付けして、これらの書類をシュレッダーにかけた上、全て処分まで引き受けるというのだ。なんという徹底ぶり!このような状況なので、シュレッダーは売れないのだという。おまけにこのような廃棄処理専門会社は、PC(HDD)からFDなどまで全ての廃棄を引き受けるという。思わず「ほ~」と思った。考えてみれば、こちらでは朝レイオフを言い渡された社員はそのままガードマンに付き添われて、机の上の私物のみをまとめさせられ、同じようにガードマンに付き添われて片付けが済んだら即座に社外まで見送られるのが普通だし、銀行の友人から聞いた話では、日本でも今は一般化しているという話を聞くが、銀行や証券会社なとお金に携わる会社では、従業員は強制的に1週間(か2週間)の休みを取らされ、その間にその従業員のPCの中身、メイルのや類取りからファイルの内部までを徹底的に調べ上げるという規則があるという。
 やっぱりアメリカはその徹底度が凄いなというのが感想。まだまだ比較すれば知らないところでこのような機密保持に関する日本との違いが沢山そんざいするであろう。アメリカでこのような話題が少ないのは、やはりこのような徹底振りに起因しているのも事実だろう。
 ところで、この機密文書廃棄処理専門会社だが、もう日本にはあるのだろうか?明○商会は、この社長のレポートを受けて、まさかこのような商売を始めるとは思えないし(当然売れ行きに直結するから)、もしかしたらNEWSで問題が騒がれれば騒がれるほど、このようなサービス、日本ではビジネスとしてはありかな?と思えてしまうが(もし既に普及していたらぜひ教えてください)…。

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