円高

ここのところの急激な円高により本当に憂鬱になることが多い。特にすべて輸入、それも円建てで商売をしている弊社にとってこの円高によって乗じる差損は深刻だ。一番恐ろしいのは、その円高に推移するスピードである。ちょうど1月ごろに受注し、2月に納品を完了した商品の支払いがこの3月。つまり、受注したときに作成して客先に提出した見積書は、当然その時のレートで換算しているので、大体1ドルが115円ぐらいだったものが、いざ支払の今の段階では100円を切る状況。つまり1ドル当たり15円のロスとなっている。10万ドルを超える支払いで生じるロスは単純に日本円の150万円。これだけの純利益を稼ぎ出すためには、最低でも1500万円の売り上げが必要になることを考えると、いままでの苦労が一瞬にして水の泡になってしまったといっても過言ではない。加えてうちのような小さな会社にとっては、これはかなりの大金である。。。だからこそ、というと後の祭りではあるが、やはりそのリスクを考慮した対応、そして準備を常に心がけていなければならない。まず第一に市場を見る目だ。この先為替市場がとどうなっていくのか、もちろんそれを見極めるというのは至難の業であり、少しの経験では予測などできるわけないのだが、もう少し気を配ってこのあたりにも敏感になれるセンスを身につけておけば事前の為替予約や社内レートの変更を含めた事前の対応を取ることができると思う。もうひとつはバランスだ。今まで輸入中心のスタイルで事業を進めているが、アメリカから日本へ輸出できるような商品の開拓も、これからは常に考慮していかなければならないだろう。輸出事業がが軌道に乗れば円高のときには強い柱となってくれる。このようにしてバランスを保てるようなビジネススタイルの確立を真剣に確率していく時期に差し掛かっていることを認識するには最高の機会になった。ただその分の代償はかなり大きなものになりそうだが…。

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